野ブタ。をプロデュース/白岩玄
桐谷修二は、友達の受けもよく勉強も軽々こなす小器用な高校2年生。でもこの外見は高校生活を楽しくすごすために取り繕っているだけで、その実体は全く違っている。そんな彼に、見るからにいじめられっこ、全くイケていない転校生小谷信太が弟子入りを申し込む。
修二が信太を人気者に仕立てていく過程はおもしろいんだけど、高校生たちがなんだか軽薄でなんだかあんまり共感できなかったな。
- 作者: 白岩玄
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/10/03
- メディア: 文庫
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ガール/奥田英朗
ほんとに面白い本でした。働く女性たちが主人公の短編集。働き始めて10年以上のキャリアを持つ彼女たちは、あるものは課長に昇進し、あるいはマンション購入をもくろみ、またあるものは一回り年下のイケメン新入社員に心を乱される。
作家の視線が温かいし、現代の感覚にマッチしているのがすごく良いと思う。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/15
- メディア: 文庫
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螺鈿迷宮
海堂尊の螺鈿迷宮を読んだ。「チームバチスタ」から始まる白鳥田口コンビが活躍する桜宮シリーズであるが、本書の主人公は留年医学生天馬大吉くん。田口はちょこっと名前が出てくるだけで、白鳥が出てくるのも後半からです。名前に見合わずとんでもない悪運につきまとわれる大吉が、借金の方で桜宮病院にボランティアとして送り込まれます。そこで、「ジェネラルルージュ」でICUを混乱に陥れた超不器用者の姫宮が出会い、大吉くん受難です。
海堂尊は作品を通して医療行政の問題を痛烈に批判している。今回、彼が取り上げるのが終末期医療そしてお得意の解剖も出てきます。
そうそう、映画やテレビドラマでは白鳥役を阿部寛とか仲村トオルとかかっこいい俳優がやってるけど、これはちょっとちがうよね。宮迫博之とか小倉久寛かなー。でもって姫宮はしずちゃんでしょ。
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: 文庫
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- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/22
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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/10
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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/10
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ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/09/03
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ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/09/03
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- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/01/08
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- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
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Thunderbird
パッケージが用意されているので「追加と削除...」で簡単にインストールできます。アドオンのLighteningを追加してスケジュール管理もばっちりです。
ソフトウェアのインストール
初めから一通りソフトウェアが用意されているのですが、使い慣れたものを3つだけインストールしています。