螺鈿迷宮

海堂尊螺鈿迷宮を読んだ。「チームバチスタ」から始まる白鳥田口コンビが活躍する桜宮シリーズであるが、本書の主人公は留年医学生天馬大吉くん。田口はちょこっと名前が出てくるだけで、白鳥が出てくるのも後半からです。名前に見合わずとんでもない悪運につきまとわれる大吉が、借金の方で桜宮病院にボランティアとして送り込まれます。そこで、「ジェネラルルージュ」でICUを混乱に陥れた超不器用者の姫宮が出会い、大吉くん受難です。
海堂尊は作品を通して医療行政の問題を痛烈に批判している。今回、彼が取り上げるのが終末期医療そしてお得意の解剖も出てきます。
そうそう、映画やテレビドラマでは白鳥役を阿部寛とか仲村トオルとかかっこいい俳優がやってるけど、これはちょっとちがうよね。宮迫博之とか小倉久寛かなー。でもって姫宮はしずちゃんでしょ。

螺鈿迷宮 上 (角川文庫)

螺鈿迷宮 上 (角川文庫)

螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

シリーズ物ですからちゃんと順番に読まなきゃだめですよ。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)

ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)

ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)